
“KIKAKU ART MUSEUM”
written by Yu Morita.

体験企画のミュージアムを作る
FICCのクリエイティブチーム有志による新たなプロジェクト「KIKAKU ART MUSEUM」がスタートしました。この取り組みは、通常の業務から一歩離れた場所で、メンバー一人ひとりのプランニング力=体験価値を構想する力を鍛え、生み出された企画を“ポートフォリオ”として蓄積していくプロジェクトです。
通常業務とは異なる「企画のための企画」
ブランディングやプロモーションといった通常業務では、与件・目的・制約条件があらかじめ定められています。一方、KIKAKU ART MUSEUMで扱うのは、正解もゴールも決まっていないテーマ。
参加メンバーは、そのテーマに対して「どんな体験価値が生み出せるか」を起点に、アイディエーションとプランニングをスプリント形式で行っていきます。
ここでの「企画」とは、単なるアイディアではなく、体験価値のタネを言語化・構造化したもの。スプリントで生み出された企画書=ペーパープロトタイプをポートフォリオ化されるだけでなく、可能なものは体験できるプロトタイピングにも挑戦していきます。
KIKAKU ART MUSEUMは、さまざまな体験をカタチにしていくクリエイティブなラボであり、ミュージアムでもあるのです。
毎月開催される、テーマランダム型スプリント
スプリントは毎月1回開催。毎回、ランダムに選ばれる2つのテーマをもとに進行します。
進め方は大きく3つのミーティングで構成されています。
・MTG1:テーマ共有・ブレインストーミング
・MTG2:各自で発散したアイディアの途中レビュー
・MTG3:完成した企画の共有
まずは各自の視点や実感をもとに価値のタネを発散し、その後、個人で掘り下げながら企画として磨き上げていきます。
第一回のテーマは
記念すべき第一回では、「家の中でくつろげない」「体と心の違和感」の2つのテーマが選ばれました。

参加者それぞれが、自分自身の体験や違和感、身の回りの観察を起点に考え、テーマの奥にある構造や感情を掘り下げながら企画としてまとめていきました。
その結果、生み出された企画がこちら。
「焦りを生み出すTODOアプリ」
「よるのよりみち」
「暇のポケット封筒」
「BAB STORY」
各企画の詳細は、今後順次発信していきます。※一部は公開しない場合があります。
KIKAKU ART MUSEUMは、「企画すること」そのものを価値として捉え、挑戦と試行錯誤を肯定する場所です。ここで生まれた企画やアイディア、視点から新たなプロジェクトが生まれるかもしれないし、普段の仕事にも還元されていくはずです。
今後の展示(=企画)をお楽しみに。
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